内容紹介
事象からすべてを言い当てる
「格物」を極めた大哲学者、邵雍(しょうよう)の生涯と智慧を詳しく解説!
現在に至るまで、思想、才能、伝説いずれにおいても、彼に匹敵する者は現れていない。
日本では『梅花心易』『皇極経世書』等でしか知られていない邵雍(邵康節)について、現代における「格物」の第一人者、米鴻賓先生が詳しく解説!
邵雍は、中国四大名著『西遊記』『水滸伝』冒頭に詩が引用されるなど、卓越した詩作の才能だけではなく、易経への功績、高潔な人柄、多くの偉人に感銘を与えた生き方などで後世にも大きな影響を及ぼしました。
「千年前の北宋時代といえば、中国文化が大きく花開いて最高潮に達し、芸術が隆盛を極めた時代でした。司馬光(しばこう)、欧陽脩(おうようしゅう)、程頤(ていい) 、程顥(ていこう)、蘇軾(そしょく)、王安石(おうあんせき)、朱熹(しゅき)など、きら星のようなスターや豪傑が次々に登場し、世界に影響を与える文人が数多く出現しました。
その当時、彼らを含む大勢の文壇の大物や高官たちが、とある一人の民間人と親しく交際していました。
彼らはその民間人の暮らしを無私の心で支援するだけでなく、その教えに耳を傾け、弟子としての礼を尽くし、隣人となることを光栄にさえ思っていました。(中略)
いったい、この民間人とは何者なのでしょうか?
なぜ、そんな魅力を持っていたのか、とても好奇心をかき立てられる謎ではないでしょうか。
この本では、その民間人、邵雍(邵康節)の生涯、生き方、学問、易に関する功績、後世への影響について語り、その魅力と現代にも生きる智慧をご紹介していきます。」(「はじめに」より)